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北尾トロ「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」

ライターの北尾トロさんによる裁判傍聴記。
といっても全然堅苦しくなくて、面白かったです。
原告側でも被告側でもなく、あくまで一傍聴人、
つまりは赤の他人の目線なのね。

司法を学びたいわけでも、裁判の関係者でもないのに、
傍聴をして何か得るものってあるのかな?って、
この本を読むまで思ってました。
事実は小説よりも奇なりというか、
生身の人間の人生の方が、ドラマなんかよりうんとヘヴィで面白い。
傍聴マニアと呼ばれる人も多くいるみたいで、
きっとそこ惹き付けられるんだろうな。

私は裁判に関わったこともなければ、
裁判所に入ったことすらないんだけど、
今まで知らなかった世界をちょっと覗けた感じでした。
例えば、裁判所内にある喫煙所。
そこには傍聴人だけでなく、弁護士も原告も、時には被告もやって来る。
同じ裁判の原告と被告がニアミス、なんてこともあったみたい。
ちょっとびっくり。

これを読んで思ったのは、被告の量刑を決める時、
犯した罪の重さという客観的要素だけじゃなくて、
例えば被告の服装だったり、口調だったり、
その被告への印象といった主観的要素も、
多分に関わってるみたいだということ。
例えば、いくら「反省してます」と言い続けても、
着てるシャツの背中にドクロマークがついた日には、説得力も半減。
人が人を裁くんだから、感情を抜くことはできないよね。

もし、実際に自分が裁判に関わったら、どうなんだろう?
ちょうど1年後、日本でも裁判員制度が始まるし。
自分が裁判員に選ばれないとは限らないもんね。
うーん・・・難しいなあ。

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NoTitle

おはようございます。
昔、トヨエツのでている「12人の優しい日本人」という映画があって、これは架空の陪審員制度を日本でやると・・というものだったのです。もうまっくろじゃん・・という事件が、ほんのささいな疑問から無罪決定に至るのですが、
そのとき、人間が人間を信じようとするのか否かが、大きく関わってくるのだと思いました。犯罪をおこした、あるいはおこしたと疑われる被告よりも、吟味する方の人間性を問われるというのは、すっごく重いことですよね。一人の人間の人生(生死)を決定付けかねない裁判員制度、研修ですむのかどうかもわからないけれど、この期に及んでも、いえ始まってもずっと、熟慮を重ねて施行してほしいものです。私のともだちは裁判(民事)を傍聴する仕事についてました(なんかいろいろ仕事ってあるもんだな)、
どんな悲惨な事例でも慣れてしまうのよ・・、ため息つきながら言う友達がかわいそうでした。感情がマヒしていくそうです。
服装や口調で心証が変わるって・・・人間心理ってのは、まったくもう。真実を見極めるこころを忘れないようにしないと、人間が裁くのだから感情ぬきにはできないってのが、半々。うららさん、もし裁判員に選ばれちゃったら、たいへんだよね???

NoTitle

確かに、リアルはフィクションを超えますよね。
江東区の事件とかも、、想像を絶するというか、その突発性とか平然としてる姿とか、人間の闇みたいなものを考えたりします。その時いつも考えちゃうのは春樹(かどかわじゃないよ)のねじまき鳥なんですけどね。世界全体の下の方にじわじわと染み出している深く暗い闇。。
裁判て、それがちらりと浮上する場面な気もします。

「ぐるりのこと」っていう映画、ちょっと気になるんですけど、あれ法廷画家の人の話で、オウムとか実在の事件の裁判を時間軸に話が進んでいくんですよね。。生生しそうだけれど、気になるものでした。宮崎つとむの役を加瀬さんがやってて、、予告編で幼女の遺体をどうしたんだ、っていう裁判官の質問にすごく大きな声で「食べたっ!」って言ってるシーンがあって、ものすごく怖くなりました。
なんだろう、裁判て、自分の価値観が根底からぐらつくようなことも多そうだから、自分がきちんとジャッジできるのかってほんと不安になりますね。。
死刑のことも問題としてありそうですね。私の友人の祖父がその昔法務大臣だったことがあって、最後までハンコ押せなかったって言ってました。。(あれって大臣が最後のGoサインのハンコ押すんですよね)自分が他者の人生に関わること、そして、(何が理由であったとしても)その人生そのものを終わらせる権限を持つこと、ってすごく心に重くのしかかりそうだな。。って思いました。
複雑ですね、人間って奴は。

そうそう、樹さんの取り上げられている12人の~は私も大好き!あれ、三谷さんの劇団東京サンシャインボーイズの劇だったんですよね。その劇はもうめちゃくちゃ面白かった。映画も見て、それも面白かったですけど、演劇の方もすごかったです。あのどんどんぐらつく陪審員達はコミカルだけど人間の本質みたいなものを少し見せてくれた気がします。

長くなりました~。失礼します~。

NoTitle

こんばんは、うららさん♪(今日は落ち着いている・笑)
こないだ「それでも僕はやってない」を観たんですよ~。あの作品にも喫煙コーナーで傍聴オタク(と称されていたような)が裁判官について噂話してたりしてました。そこに被告や原告がやってくる・・なんて事もあり得るんですね、びっくり!
周防監督のインタビューで、「裁判官が判決を下した瞬間、その判断が真実かそうじゃないかは結局被告人しか知り得ない。つまり、裁判官の答えに正誤を言えるのは被告人だけなんだ」というような事を言っていました。なんか目からウロコでしたよ!裁判は真実を見極める場所ではないと言い切ってましたねー・・・とりあえずの『答え』を出すだけだ・・みたいな(違ってたらすみません周防監督!)

妹さんを殺害したとして今裁判をしている事件がありますが、被告は法廷に入る時、手錠をはずしてもらう時、席に着く時など、要所要所で「お願いします」ときちんとした態度をとっていたとか。そういうのを見て、真実とは別の何かもどんどん加味されていって、最終判決に結びつくわけですよね。事件自体だけでなく、長い裁判の中での被告やときには原告の人柄や態度をふまえて刑を与えるわけですよね、かなり強靭な心臓が必要そうですね・・。
だけどあと1年で裁判員制度、ふうん・・とか言ってる場合じゃないですね!全然!

樹さんへ

樹さん、こんばんは☆
この本、傍聴人の目線から見た裁判の様子が書かれてて、いわゆる「自分とは関係のないところ」で繰り広げられる人生劇の一幕を見てる感じなんですよ。しかも北尾さんの主観バリバリなので、面白く書かれてるんだけど、実際そこに関わるとなると、怖いと思います。例え殺人や窃盗はしなくても、交通事故に巻き込まれるかもしれないし、いつ被告に、原告になるか分からないですもんね。「それでもボクはやってない」然りで。
でも、もし裁判員になったらと思うと、そちら側も怖いですね。被告の人生だけじゃなく、原告側の人生も大きく変えることになるんだろうし。誰かの人生を決める一端を担う重責って想像もつかないです。
「12人の優しい日本人」、DVD探して観てみます!

SSさんへ

SSさん、こんばんは☆
「ぐるりのこと」!私も「アフタースクール」の上映前に予告編を観たよ!そんで観に行こうかなって思ってます。あの被告人の役、加瀬さんだったの!?あのシーン私も怖かった。。。ちょうど夫婦の問題にシンクロしてたんだよね。
そうそう、死刑執行は法務大臣がGOサインを出してたよ(ちゅうかSSさん、ここでも幅広な交友関係が!)。だから大臣によって死刑執行の件数って全然違いますよね。死刑の是非は別として、実際に死刑執行書にサインをするって重い責任だと思います。凶悪犯罪なんかで死刑判決のニュースを見るたびに、当然だよねなんて思うけど、もし、実際に執行する立場となったら、私も相当悩むだろうな。

れいちぇるさんへ

れいちぇるさん、こんばんは☆
「それでもボクはやってない」を観て、裁判って怖いな!と思ったんですよ。私たちは被告側の立場から見てるじゃないですか。冤罪だってわかってるのに、それが通らないもどかしさ。
>裁判は真実を見極める場所ではない
この言葉に裁判の怖さが集約されてる感じですね。
裁判の判決には、犯罪行為だけじゃなくて+αの要素も加味されてますよね。情状酌量の余地ありで軽くなる、反省の態度がなくて重くなる、っていうのもその一面かなと。実際に自分が裁く立場に選ばれたら、どうなっちゃうんだろう?可能性ゼロじゃないから、心構えも必要ですね。

NoTitle

何気に裁判の傍聴してみたいと思っているfanです。
でも私の動機は不純かも・・・NDSの逆転裁判にはまってるから(^_^;)

本当に人を裁くって難しいですよね。。。
不完全な人間が不完全な人間を裁くんだから、絶対この刑が適度だっていえないですもんね。
すごく深いです・・・。

グリーンマイルとか、ショーシャンクの空にとか、それ僕とか、冤罪の話もたくさん実際にもあるみたいですからね。
これから始まる裁判員制度、いい案でしょうけど、自分が裁くのはとても怖いです。

fanさんへ

fanさん、こんばんは☆
おお。逆転裁判!やったことないんですけど、シリーズ化されてるから人気があるんですね~。そっか、fanさんハマってるのかー。ちょっと興味が出てきたかも。最近、DSを全く使ってないんですよね。動くかな(笑)
人が人を裁くって難しいですよね。fanさんが仰るとおり、「絶対」が言えない世界なんだと思います。でもその中でも、より適してると思われる判決出さなくちゃいけなくて、果たして自分にそれができるのかな?と思うと怖いです。先週末、テレビで裁判員制度の特集をやってたんですね。インタビューを受けてた裁判官が「自分の一般常識の中で判断してもらえればいいんですよ」と言ってたけど、それが難しい気がします。
fanさんがもし傍聴に行かれる機会があったら、お話を聞かせてくださいね。
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