スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

白石一文「私という運命について」

角川文庫「愛の一冊」フェア。私のお薦めの一冊はコレ。
「私という運命について」

人生には様々な出来事がある。
恋愛、結婚、出産。
新しい家族が出来て、そして別れていく。
自分の意思で決められることもあれば、
どうしようもなく巻き込まれてしまうこともある。

主人公・亜紀の29歳から40歳までの人生が綴られたこの物語。
運命を感じた人と恋愛をし、別れ、そしてまた巡りあう。
その間にも仕事で東京から福岡へ転勤したり、
弟の結婚や転勤先の福岡で出会う少女との交流など、
亜紀の人生は止まることなく、動き続けている。

亜紀の年齢が今の自分の年齢にリンクしていたり、
亜紀と似たような経験があったりしたせいもあってか、
胸にちくちく刺さるような、切ない気持ちで読んだ。
あの時どうして別れたんだろう、あの人と結婚していたら
今頃どんな人生を歩いていたんだろうと思った経験が、私にもあるから。
もう違う人と恋愛している今となっては、そう思うこともないけれど。
自分がこれまで歩んできた道と、これから歩んでいくかもしれない道が
そこに書かれているようだった。

亜紀は人生の節目節目に、大切な手紙と出会う。
別れた婚約者の母親から届いた手紙。
恋人と別れるきっかけとなった事故の被害者からの手紙。
病と闘いながらも新しい命を宿した義妹からの手紙。
そして夫となる愛しい人からの手紙。

どの手紙からも、送り主から受け取り手への
思いやりと愛情と、幸せを願う気持ちがあふれている。
人との出会いが人生のターニングポイントとなるように、
誰かの言葉との出会いも、人生に大きな影響を与えるのだろう。
亜紀もそんな手紙を読みながら、自分の生き方を振り返り、
この選択は間違っていなかったのかと自問したり、
新しい人生を踏み出す決意をしたりする。

「運命」とはどうしようもなく巡りあってしまうものなのか。
それとも、自らの手で選択していくものなのか。
常にこの問いを自分に投げかける亜紀の人生を通して、
私自身の生きる道を顧みる。そんな一冊。

コメントの投稿

非公開コメント

NO TITLE

うららさん、きっと今頃銭ゲバ最終回の余韻に浸っている頃でしょうか?
実は私も涙が溢れて
今も涙を拭きながらコメントしてます。
上手く気持ちが言い表す事が出来ない程の最期でした。
特に「寒いから閉めて」って言ってる様に見えた風太郎のささやかな幸せと優しさが・・・

さて愛フェアね~、帯で買った本がどうも馴染めなくて読むのが進まないんだけど
うららさんのチョイスの本は良さそうですね~。
私も応募のチャンスを増やす為にももう一冊買おうかなぁ。

かずみさんへ

かずみちゃん、こんばんは☆
昨晩は私も落ち着くのにしばらく時間がかかりましたよ~。
実は今朝方5時くらいまで寝付けなくて・・・。
昨日の内には2回目を観ることもできなかったのよ。
>特に「寒いから閉めて」って言ってる様に見えた風太郎のささやかな幸せと優しさが・・・
これ、私もすごく胸にきた(涙)あーーーやばい。思い出しただけで泣きそう。
ああでも見届けた最終話だし、感想を書こう。

愛の一冊、私も最初に帯買いした本に入り込めなくてねえ(;´∀`)
この本はちょっと厚いんだけど、主人公と自分が同年代だから
読みやすかったよ。物語もよかったしね。
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

うらら

Author:うらら
趣味はお茶と映画鑑賞

俳優の松山ケンイチさんを福岡の
片田舎からこっそり応援してます

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
リンク
アーカイブ
占い☆
ブログ内検索
RSSフィード
携帯用QRコード
QR
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。